【TOSAPLUS通信~栄養編~】二十四節気の小暑・大暑の頃に食べたい食材

TOSAPLUS会員の皆様


TOSAPLUSの原川でございます。
日頃よりTOSAPLUSをご愛顧賜り、誠にありがとうございます。

暑さが一段と強くなり、本格的な夏が到来する時期です。
室内で冷房をつけて対策することも大切ですが、室内と屋外の繰り返しの移動による温度差にも注意が必要です。
そこで今回は、この時期(二十四節気の小暑・大暑の頃)に食べたい食材を項目別にご紹介します。


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●食欲不振の解消
・オクラ :胃腸の健康、夏バテした体を元気にする
・ショウガ:血行促進、香り成分で食欲アップ
・ウナギ :夏バテ解消、エネルギー補給

●旬の魚介類で夏バテ対策
・アジ  :血流の流れが悪くなって生じる肩こりや頭痛を防ぐ
・カツオ :貧血・骨粗しょう症を防ぎ、疲労回復に効果あり
・マグロ :体力回復、血流を促す
※旬の魚介類は他にも、スズキ、キス、イサキ等があります。

●暑い日差しから肌を守り、美肌をつくる
・マンゴー:皮膚や髪の健康を守る
・パプリカ:美肌効果
・トマト、ピーマン:肌を紫外線から守る
・ゴーヤ :シミ、そばかす予防
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熱中症予防には深部体温を下げることが一番ですが、
冷たいものを握ったり、水道水で手洗いするだけでも効果があるとか…
様々な工夫をしながら、夏を乗り切りたいものですね。


最後に、炊飯器でできるトウモロコシご飯の作り方をご紹介します。
トウモロコシには、炭水化物に加え不溶性食物繊維が多く含まれています。
胃腸の働きを整える作用があるため、夏バテで胃腸が弱ったり、
体がだる重く感じることがありましたら、食べてみてはいかがでしょうか。

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【食欲そそる♪
とうもろこしの塩バター炊き込みご飯】
●材料 〈4人分(5.5合炊き炊飯器)〉
・米(吸水済み)   :2合
・とうもろこし :1本(300g)
・酒      :大さじ2
・塩      :小さじ1/2
・水      :適量

(仕上げ用)
・有塩バター  :20g
・ぱせり(刻み)  :少々


●作り方
①とうもろこしは長さを半分に切る。縦におき、芯に沿って包丁を入れて実をそぎ落とす。
※ポイント:芯は残しておきましょう。
②炊飯器の内釜に米、酒、塩、水を2合の目盛りの2mm下まで入れて混ぜ、米を平らにならす。とうもろこしの実をのせて広げ、芯をのせて通常炊飯する。
③炊き上がったらとうもろこしの芯を取り出し、バターを加えてさっくりと混ぜる。
④器に盛り、パセリをふる。
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▼参考文献
「一生役立つ きちんとわかる栄養学」 2019年発行
お茶の水女子大学大学院教授 飯田薫子監修 
関東学院大学准教授 寺本あい監修

「食べて体と心をととのえる二十四節気の漢方食材」 2023年発行
櫻井 大典監修

▼参考ページ
DELISH KITCHEN「食欲そそる♪
とうもろこしの塩バター炊き込みご飯」 栄養士・成田ちなつ





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